からだというものは、数えきれない器官で成り立っています。 どれもが全く違った仕事をこなしているのに、密接な関係があります。 1が全、全が1とは良く言ったものですよね? そんな中、毛穴と真皮や基底膜のコラーゲンは距離的にも関係的にも比較的近しい役割を持っています。 毛穴と基底膜、真皮を支えるコラーゲン 毛穴が目立ってしまうのは、ターンオーバーの乱れなどが原因のお肌のキメの乱れ、セラミドの数と質の低下に伴うバリア機能の低下などが大きな要因だと考えています。 では、ターンオーバーやお肌のキメを乱す大きな要因は何か?というと お肌を作る基底層とお肌を支える真皮をつなげる『基底膜 ...
毛穴の仕組み
お肌の性能を決める細胞膜!
細胞は、ひとつぶひとつぶ細胞膜で包まれてできています。 この細胞膜の中に水分やその水分を取り込むタンパク質が詰まっているのです。 細胞は、必要のなくなった成分を排出し、新たな成分を吸収する機能を持っていて、これによって、臓器やお肌、それぞれ細胞本来の役割をはたせるよう、細胞は常に変化していき、最後には腫瘍になる前に自ら剥がれ落ちていくのです。こうした特性は、生命の宿命と言えるのかもしれません。 細胞レベルでも生命の宿命、生と死が起きているというのは何故か説明つかないのですが、とにかく愛おしく感じませんか? この特性を支える、成分の出し入れを可能にしているのが、健康な『細胞膜』なのです。 ...
ターンオーバーとセラミド
「ターンオーバー」とは、細胞の入れ替わりのサイクルを指す言葉です。 セラミドの役割はまだまだ解明されていないことが多いのですが、最新の研究で「このターンオーバーにセラミドが関与しているのではないか?」ということがわかってきたらしいのです。 セラミドの裏の役割 細胞は生まれては死ぬ(体から切り離される)を繰り返します。 こうしてうまく切り離されるからこそ、ガン化した細胞をはじめとする腫瘍は成長をするほど大きくなるまで体に居座らないのです。ですから、細胞は生まれることも重要ですが、死ぬことも大切なのです。 『死』の意味を考えさせられる、とっても奥深いお話ですよね? この細胞の ...
皮脂膜とは?
お肌にはバリア機能と呼ばれる外部刺激を遮断するシールドが備わっています。 そのシールドこそ、お肌の『潤い』です。 では、その潤いを守るのは? というと 皮脂膜 細胞間脂質 ...
毛穴の仕組みと役割とは?
『毛穴』とは、皮膚上に点々とあるサヤのような穴です。目立ってしまうと、見栄えが悪くなる嫌われものですよね? ところが、毛穴は、お肌の健康とキレイを守る大切な機関のひとつなのです。 毛穴にはおもに、、、 毛を生やす事 皮脂を分泌すること ...